過去のフィールドワーク

〜2007 年

用途限定 (AUG-1998、雑誌広告)

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っていないから断言はしないけど、きっと他の用途にも使えると思:-)
そもそも、「インターネット」に特化したマウスってどんな物だろう?

もんなし (JUN-2000、東京都文京区)

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文無し。

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‥‥と思いきや、文京区の無縁坂
どちらも文字数が 3 文字で同じだからこうなっているけど、文京区の他の名勝や史跡で 3 文字以外の物はどうなっているんだろうか。

“材” の異体字 (JUN-2007、埼玉県秩父郡横瀬町)

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木偏に、“戈” から点を取った物
Unicode の CJK Unified Ideographs(U+4E00〜)、同 Extension A(U+3400〜)、同 Extension B(U+20000〜) を調べたけど、この文字は発見出来なかった。
“歳” の一部を抜き出した物らしく、用例はそれなりにあるそうだ。

2008 年

ギィックリ腰 (MAY-2008、埼玉県秩父市)

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なんだか、より重篤な感じがする。

大+次= (SEP-2008、埼玉県秩父市)

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建設会社のロゴ(?)。 でも、屋号には “大” も “次” も含まれていない。
由来なり読み方なりを知りたい。
の様になっているから、もしかしたら “大” ではなく “尢” なのかも。

燗𤏐爛 (SEP-2008、埼玉県秩父市)

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一般的には火偏に “閒” の 、熱燗の “燗”。 この商品の名前は火偏に “間” の 𤏐(U+243D0)、“燗” の拡張新字体。 ポップは火偏に “闌” の 、豪華絢爛の “爛”。
三者三様

一見、“爛” だけ読みも異なって間違いの様だけど、実は “爛” は “燗” の本字らしい。

“野” の異体字 (SEP-2008、埼玉県秩父市)

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“野” の異体字で “𡌛”(U+2131B)

2女 (OCT-2008、埼玉県秩父市)

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『アルプス乙女』は、長女ではなく2女。 180° 回転させれば、それらしく見えそうだ。
ただ、“乙” という字に「二番目」という意味があるのは偶然か。

“発” の異体字 (OCT-2008、埼玉県秩父市)

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“癶” が “北” っぽい。

しい椎 (DEC-2008、埼玉県秩父市)

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なんだ、“椎” って書けるじゃん。

2009 年

“児” の異体字 (MAY-2009、埼玉県秩父市)

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“旧” の部分が “直” の様になっている。

“華” の俗字の異体字 (MAY-2009、埼玉県秩父市)

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“華” の俗字(U+8550)の異体字
“傘” の略字で、“人” を 4 つから 2 つにする用例はありがち。

“山” の異体字 (MAY-2009、埼玉県秩父市)

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“山” を “人” + “凵” の様に書くデザインはたまに見るけど、この形は初めて見る。
“𠚁”(U+20681) か “𠚄”(U+20684)の様でもある。

“熊” の異体字 (MAY-2009、和歌山県新宮市)

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“月” の部分が “日” になっている。

“ま” の異体字 (JUL-2009、埼玉県秩父市)

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看板に書かれたロゴの一部
日本語を習いたての外国人が “お” をこんな風に書きそうだ。

“如” の異体字 (JUL-2009、埼玉県秩父市)

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女偏が繞の様になっている。

“貨” の異体字 (AUG-2009、埼玉県秩父市)

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の “亻”(U+4EBB) が偏に昇格

“転” の異体字 (SEP-2009、埼玉県秩父市)

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の “二” の部分が “亠” になって、“𠫓”(U+20AD3) っぽい。

2010 年

の虫 (JAN-2010、埼玉県秩父市)

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神社で売っていたお札
写真だけ撮るのは気が引けて、買い求めようと巫女さんに尋ねたら「こちらのお蚕のお札でよろしいですか」と。 なるほど、神の虫で蚕か。
調べてみたら、“䗝”(U+45DD)と Unicode に収録されていた。
は養蚕が盛んだった地域で生まれ育ったのに、この字は知らなかった。

“弁” なのか違うのか (APR-2010、埼玉県秩父市)

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「制水」の後に “弇”(U+5F07)という見慣れない字が。
最初は “弁(瓣)” の異体字かと思った。 調べてみると “弇” はエンと読んで、「覆う」「被せる」という意味があるそうだから、「制水弁の蓋」という意味として通じる。
実際の所はどうなんだろうか。

テスター (OCT-2010、埼玉県秩父市)

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ドラッグストアにて、試供品に貼ってあったステッカー。
これはテストされる側だからテスティーではないのか。 テスターはテストする側だから、つまり客

2011 年

シホン (FEB-2011、埼玉県秩父市)

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レシピはマルクスの著書に。

“抑” のつもりが (MAY-2011、埼玉県秩父市)

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“卬” が十二支で見慣れた “卯” になって、“抑” が “㧕”(U+39D5)に。
自分もついやってしまいそうになる。

“箋” の拡張新字体 (JUN-2011、埼玉県秩父市)

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本来は竹冠に “戔” の
CJK Unified Ideographs に入っている方は竹冠に “戋” の (U+7B3A)。 簡体字で、日本の書き方より一画ない。
写真の文字は竹冠に “㦮” の (U+41F3)、CJK Unified Ideographs Extension A で、JIS X 0213 に入っている。
手書き文字以外ではあまり見ないかな。

ハッポー (AUG-2011、埼玉県秩父市)

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の発泡スチロール製の箱
空砲みたいだ。

ブレッドパン (NOV-2011、埼玉県秩父市)

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英語のブレッドと葡語のパン
じ構成で検索すると「カードカルタ」が引っ掛かる。 「ソープシャボン」とか「シガレットタバコ」とか「グラスビードロ」は、繋げた言葉としては見付からなかった。

2012 年

“務” の異体字 (JUL-2012、埼玉県秩父市)

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の “力” 部分が大きくなっている。

法月 (AUG-2012、埼玉県秩父市)

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鬼灯ではなく法月。 鬼灯は仮名で「ほおずき」だけど、法月という字面なら「ほうづき」になる筈だ。

2013 年

“糖” のつもりが (APR-2013、埼玉県秩父市)

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“糖” の旁が “唐” から “度” になっている。
何度も書いていて混乱しちゃうのはありがち。 こういうのもゲシュタルト崩壊なのかな。

“純” のつもりが (JUL-2013、埼玉県秩父市)

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“純” の旁の上部が “乎” の様になっている。

“煮” のつもりが (JUL-2013、埼玉県秩父市)

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“艹” + “煮” なのか、“著” + “灬” なのか。

WACTH (JUL-2013、埼玉県秩父市)

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大通りにある時計屋さんの看板。 よく通る場所にあるのに、まったく気付かなかった。 お店の人は知っているんだろうか。

きつねとたぬき (NOV-2013、埼玉県秩父市)

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てて打ったにせよ、外国人のアルバイトが打ったにせよ、チェック位はすると思うんだけどな。

落下生 (DEC-2013、埼玉県秩父市)

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受験生がいる家庭では、購入を控えて下さい。

2014 年

メーク (JAN-2014、埼玉県秩父市)

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化粧品売場ではなく野菜売場
「May Queen」をこう略すのはどうなんだろう。

技付(JAN-2014、埼玉県秩父市)

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「つるのムチ」や「はっぱカッター」を繰り出すブロッコリー。

2015 年

“具” の異体字 (APR-2015、埼玉県秩父市)

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“具” が “目” + “大” の様になっている。

“野” のつもりが (JUN-2015、埼玉県秩父市)

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“𨛋”(U+286CB)っぽく見える。

SPECIALL (OCT-2015、埼玉県秩父市)

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specially から “y” を取った結果か。

どろり (DEC-2015、埼玉県秩父市)

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がなくなるまで煮込む。

2016 年

卵子 (MAY-2016、埼玉県秩父市)

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「卵」か「玉子」なら判るけど、これでは卵子だ。 それに 1 画ない。

“裏” のつもりが (MAR-2016、埼玉県秩父市)

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“亠” と “𧘇” の間に “里” を挟む。